2006年12月06日

いざグランドキャニョンへ 2006.11.27 MON

 カジノへ降りてバフェで朝食、スロットルの前を通ってももうやるきはおきない。
いったんチェックアウトを済ませ、荷物を預けてツアーのバスに乗る。

 ラスベガス空港 12時40分発 20人乗りセスナ
 



 フーバーダム上空を旋回、ダム本体は小さいが、ダム湖は広大だ。



 グランドキャニョン空港 3時54分 着陸
バスでロッジへ向かう。
途中、ポイントへ立ち寄って、おぉ!グランドキャニョンだぁ!!!

 久恋のグランドキャニョン、世界八大景観の雄が目の前に広がる。







 5時 Maswik Logde 着
林の中に、6部屋づつのロッジが10数棟、ゆったり建っている。
日本からの新婚さんも数組ご滞在のようだ。
乗用車が数台、国内からは車で登ってくるのだろう。
夕食は、センターロッジでバイキング。  

2006年12月06日

雪のグランドキャニョン 2006.11.28 TUE

 時差の影響だろうか、4時ごろ目がさめてしまい、星を見ようとカーテンを開けるとテラスに白いものが舞っていた。
 やったぁ!雪のグランドキャニョンだ。
 6時、サンライズツアーのバスでHopi Pointへ。

 

 一度ロッジへ戻り、ブライトエンジェルロッジのバフェで朝食、そのままグランドキャニョンめぐりのシャトルバスに乗る。

 グランドキャニョン国立公園内には3本のルートにシャトルバスが15分おきに運行されている。
まずは、南の端、Yaki Pointへ。





 引き返すバスの運転手が愉快な男で、口笛を吹きながらでっかい身体をゆすっている。
つられてこちらも、リュックの底から、ハーモニカを取り出して、応じる。
「Red River Valley」を吹くと、それはテキサスの歌だよ、と笑っている。
え、レッドリバーってコロラドのことじゃなかったっけ。



 Pipe Creek Vistaで途中下車して、Rim Trailに挑戦。とはいえ舗装されていて、景観を楽しみながらゆっくり歩ける。
 思いつくままアメリカの歌を吹き鳴らしながら歩く。
  ♪シェナンドー河、テキサスの黄色いバラ、シェーンのテーマ、
   ♪大きな古時計、静かな湖畔で、峠の我が家、山の端に月昇るころ
    ♪、スワニー、オブラディオブラダ、カントリーロード、      
 そして、上を向いて歩こう・・・・・・

 かみさん笑いなfがら前を歩いている。
 じつは、かみさん用のスケッチセットをザックに入れてきたのだが、この旅の間とうとう一度も取り出すことはなかった。



 ロッジで昼食のあと、今度は北行きのシャトルバスで、Hermits Restを目指す。
Pima Pointで降りて、最後の1,8キロはRim Trailを歩く。
ところがどっこい、朝のPipe Creekと違って、今度は正真正銘の山道、右側はすっぱり1000メートルの断崖だ。
幅1メートルもないこの道で足を滑らせれば、数分後にはコロラド川に浮かぶだろう。
この世に未練があるわけでもないが、しんちゃんに迷惑がかかる、
 ここはハーモニカどころではない。
息をつめて歩く。









 Hermits Pointではでっかい石組みの暖炉で暖まる。どこかインディアンの面影がある建物だ。
帰りのバスでブライトエンジェルロッジに近づくと、グランドキャニョン鉄道がちょうど入ってきたところだ。



 見晴らしのいいロッジで、コーヒーブレイク。
まだ3時半、こんどは谷の下から見上げてみようと、ブライトエンジェルトレイルに挑戦。
とはいえ、途中のインディアンガーデンまででも1日ハイクコース。
人気のミュー(驢馬)ツアーは1年前から予約満杯だそうな。
 とりあえず気の向くままに歩き出す。
ミューの一隊にすれ違う。



 なんと、体長2メートルもありそうな見事な牡鹿に遭遇!!




 ロッジのカフェでいただいたグランドキャニョンステーキは、でっかく美味。

今日一日グランドキャニョンを味わい尽くす旅ではあった。